2013年5月3日金曜日

動機付け☆



みなさんお疲れ様です☆

ゴールデンウイーク後半の連休が始まりましたね♥

僕は今日も一人事務所です(笑)☆






お休みだからってわけじゃないですが、今日は久々に雑学話を書いちゃいますね♪




モチベーションについての理論に、アメリカのF・ハーズバーグって臨床心理学者さんが研究

した 「動機付け・衛生理論ってのがあります。

この理論でハーズバーグは、仕事に対してやる気が出る要因と不満が出る要因が異なることを

示し、前者を「動機づけ要因」、後者を「衛生要因」と呼びました。



動機づけ要因=(心理的に成長しようとする人間的欲求) 

満たされれば満たされるほど積極的な行動を引き起こすもので、仮に満たされなくてもさほどに
不満要因にはならない。

1.仕事の達成感  

2.周りからの承認

3.チャレンジングな仕事

4.責任範囲の拡大

5.昇進 ・ポスト

6.自己成長



衛生要因=(苦痛を避けようとする動物的欲求)
 
それが満たされないと不満に思うが満たされたからといっても必ずしも積極的な行動へとつながらないもの。

1.給与

2.会社の政策・経営方針    

3.管理のされ方          

4.上役や同僚との人間関係     

5.作業環境・条件        



この理論からすると、経営者が、社員から給与が低いと不満が出ているので給与を上げてみて

も、動機付け要因が満たされないと成果にはつながらないということになります。
 


スタッフがすぐ辞めちゃう、良いスタッフが入ってこないと悩んでる様な職場は、その原因がこの

不満足要因のせいだと考えがちです。

それで、どうしても社員から見て不満に思う様な要因を改善しようとします。

でも、いくら不満に思う要因を改善しても動機付け要因が満たされる環境にしておかないと、同

じことになってしまうということです。


つまり、経営者としては、職場の不満足要因を不満の出にくいレベルまで改善し、その後スタッ

フに積極的な行動を引き起こさせるような目標を与え、仕事の達成度を評価して褒め、認めて

あげることで成果につながるってことですね♪

この理論、使えると思いますよ☆

                                           フミヤ